Broadcomと提携したAppleが開発をしているiPhoneXへの新機能とは?!

iPhoneが世に出てからちょうど10年が経ちました。また今年はジョブズがapple社に復帰して以来20年という節目に当たります。そのためapple社は2017年秋に発売とも言われているiPhoneの新機種開発に力を入れています。なかでも注目されているのはコードのいらないワイヤレス充電ですが、そのワイヤレス充電に関する情報を集めました。


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チーってなに?apple社がワイヤレス充電に力を入れる理由とは?

apple社はこの度カリフォルニアのブロードバンド通信機器・半導体の製造会社であるBroadcomと提携し、iPhone向けのワイヤレス充電機器のシステム開発を進めているという情報があります。またワイヤレス充電機器の国際規格であるQi(チー)を推進する業界団体Wireless Power Consortium (WPC) にapple社が加盟したとも言われています。このことから2017年に発売予定のiPhoneXをはじめとする新機種にはQiを採用したワイヤレス充電が採用されるのでは、という見方もあります。ユーザーの視点から言うと、専用パッドの上に置くだけで済むワイヤレス充電はコードが不要なため充電場所を選ばず、さらに移動中に充電しながら機器を使用することができるので、充電が終了するまでコンセントのそばに拘束される必要がないという利点はあります。iPhone等を片時も手放さず使用する人には確かにいいでしょう。しかしワイヤレス充電には問題点が多々あります。まず第一にワイヤレス充電機器に明確な規格がなく、バッテリーや機器のスペック・仕様などにばらつきがあり互換が利きにくいことと、そもそもワイヤレスという充電方式がまだ普及していないために機器や充電場所が少ない、その分開発コストも割高になるというデメリットがあります。

ユーザーにとっても充電が楽になるだけでさほどメリットを感じないのですが、それにも関わらずapple社がワイヤレス充電を推し進めるには何か目論見があるからでしょう。

スタバやマックで充電できる?ワイヤレス充電の将来性

現時点では特段にメリットを感じないワイヤレス充電ですが、2014年apple社はすでにスターバックス社(以下スタバ)と提携し、サンフランシスコにある約200店舗においては無料でワイヤレス充電ができるスマホ向けのサービスを開始しています。その後さらに対応店舗を拡大してきました。店内のテーブルに置くだけ、店にいるだけで充電が終わっているという仕組みは画期的なものでしたが、まだまだワイヤレス充電が普及しているとは言い難いのが実情です。というのも先述のようにワイヤレス充電機器には統一された規格がなく、スタバで採用されたのもアメリカを代表する電池メーカー・デュラセルが関わっているPowermatです。これは今回apple社が加盟した、WPCが勧めるQiとは異なります。また日本ではdocomoがこのQiに加盟していることもあり、今後スタバなどワイヤレス充電対応店舗でQi規格を採用した機器を使用しなければ日本国内での普及は難しいと予想されます。そんな状況で現在apple社がQiに加盟し、さらにワイヤレス充電の開発を進めるということはワイヤレス充電の国際的な普及を狙ってのことかもしれません。

今はまだ開発途上だが、投資のチャンスでもある?

これから普及する可能性を秘めているワイヤレス充電を採用するとの見方があるiPhoneXですが、ワイヤレスのほかにもディスプレイや本体の製造に多数の特許を申請するなど、これまで以上に開発に力を入れています。そのため発売価格は10万円を超えるのではないかと予測されています。今や消耗品になったスマホにかける金額としては高いものでしょう。しかし将来的には、店にいるだけ、置くだけ、ポケットに入れているだけで充電ができるワイヤレスが普及していくと見られています。となれば早い段階でワイヤレス充電に対応している機種を手に入れ、オークションなどでの価格高騰を狙って転売する業者も現れると思われます。

まとめ

apple社がBroadcomと提携して開発中のワイヤレス充電。現時点では対応機器が少なく、また統一した規格もないことから普及しているとは言い難いですが、スタバなど大手企業が採用していることから今後の発展を予測してか、Qiを国際規格として推進する団体に加盟するなどapple社に動きが見られています。おそらくiPhoneXもワイヤレス充電を採用するのではないかとの声もあり、今後の動向が気になるところです。

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