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富士山頂でもLTE通信が出来る秘密

富士山では、毎年山開きの期間登山道全てでLTEの電波使用が可能になります。しかしこれは、各キャリアの方の大変な努力があってこそなのを知っていましたか?

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毎年山開きにあわせてアンテナを立てに富士山に登っている

毎年山開きにあわせてアンテナを立てに富士山に登っている毎年山開きの時期になると各キャリアは富士山にアンテナを持って登り、山小屋に設置している事を知っていますか?そして閉山することにまたアンテナを回収しているのです。なぜ2ヶ月弱の短い期間だけ毎年設置と撤去を繰り返しているのか?それは、登山シーズン以外の期間の富士山の環境はとても厳しく機材の負担がとても大きいのだそうです。

そのため、毎年、山開きにあわせて各キャリアが専用のアンテナを富士山の山頂および山小屋など中継地点に登りアンテナを設置、閉山にあわせてアンテナの撤去を行っているのです。

富士山及び2700メートル級の山を越えてのエリア化

富士山及び2700メートル級の山を越えてのエリア化

基地局から受信した電波を再発射する中継局は、伝送路を必要とせず設備も小規模なため、山頂や山岳地帯のエリア化に有効です。たとえば山裾の基地局より山頂にある中継局に向けて発射された電波を、山頂に設置された中継局が受信し、その電波を増幅して反対斜面に吹き降ろすことで、山を越えたエリア化を実現しています。世界遺産に登録されている富士山では、山開き期間中は山裾の基地局から発射される電波を山頂に設置した中継局が受信し、その電波を増幅させて山頂一帯に再発射することで、山頂を訪れる登山客に通信サービスを提供しています。

2014年から富士山頂で下り最大112.5MbpsのLTE通信を提供開始

考えうる懸念材料ソフトバンクモバイル株式会社は、2014年より、富士山頂および山小屋で高速データ通信サービスを提供します。これにより、富士山頂で下り最大112.5Mbpsの「SoftBank 4G LTE」※1および、「SoftBank 3G」が利用できるようになります。※2

ソフトバンクは、2001年より毎年、富士山の山開き期間中に、山頂を訪れる登山客に通信サービスを提供するため、富士山頂に臨時基地局の設置を行っており、昨年は初めて高速データ通信「SoftBank 4G LTE」(下り最大37.5Mbps)を提供しました。今年はさらに対策を強化し、より高速な下り最大112.5Mbps のLTE通信を提供します。ソフトバンクモバイルでは、快適な高速データ通信をお楽しみいただけるように、今後も電波対策の取り組みを実施していきます。

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