2017年11月にはいよいよ、iPhone10周年を記念した新モデルが発売されます。ボタンをなくし、全面がスクリーンとなるiPhoneXですが、心配なのはその堅牢さです。耐水性に関してはiPhone7シリーズ以降同様、IP67 等級の強度が備えられているため、日常の動作において水による故障は考えられにくいでしょう。
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iPhoneXの耐水性はIP67等級
身近にある精密機器であるiPhoneには、日常の動作に耐えうる頑丈さが求められます。耐水性もその一つですが、iPhoneXにはiPhone7と同様IP67 等級の耐水性が備えられています。公式発表によると、その堅牢さは「実験室の管理された条件下でのテストにより、IEC規格60529にもとづくIP67等級に適合しています。」とされています。具体的には、耐水性に関しては「30分程度の水没であれば有害な影響は考えられにくい」というものと考えられます。これまでには、入浴中の湯気に充てられて故障した例もありますので、その点を考えると耐水性においてはかなりの進化が見られると言えます。
iPhoneXには排水機能が備えられている?
米国のスラッシュリークスによると、iPhoneXには排水機能が備えられているとされています。実際に、同社によって公開されたiOS11GM版のコードの中には「liquiddetect」の文字があります。liquiddetectとは液体を検出する機能のことで、そのことから、iPhoneXには中に侵入した液体を検知し、排出する機能があると考えられるのです。同じ機能はアップルウォッチにも見られ、同シリーズ2では感知した液体をスピーカーの穴から排出することが知られています。iPhoneXにも同じ機能が備えられているとしたら、耐水性にはかなりの期待が持てると考えられます。
iPhoneXを海やプールで使っても大丈夫?
しかしアップルは、水没による故障、修理は保証していません。洗顔などで飛沫がかかる程度のことで影響を受けることはないと思われますが、水につけるのはやはりNGであるでしょう。海やプールに持っていく際には、耐水機能を有するカバーを用意した方が無難です。iPhoneXは、防水機能はうたっておらず、基本的には耐水性があるとされているものなので、入浴中の使用も同様にカバー、ケースが必須となるでしょう。その点ではこれまでのiPhone7、8のシリーズと変わりはないようです。
iPhoneXは「一定の水圧で一定時間の水没なら故障は考えにくい」という程度の耐水性を備えています。しかし水没による故障は保証されていないため、水の近くで使うときには耐水性の高いカバーを使用しましょう。
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