iPhoneXはOLEDディスプレイを採用した技術を追加か?

2017年に発売が予想されている、iPhoneXのモデルについて、今まで2モデルであるとの噂でありました。しかし、ここに来てまた3モデル展開になるのではと囁かれ始めています。そしてiPhoneXはついに、OLEDディスプレイを採用した技術を追加するとも噂が流れています。

 

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ところで、OLEDディスプレイって?

OLED(Organic Light Emitting Diode)というのは、いわゆる有機EL(別名:有機エレクトロルミエッセンス)のことです。そして、有機ELの仕組みは、基盤に有機物質が挟み込まれており、電流を流すとその有機物質が自ら発光するものです。今までの液晶ディスプレイとは違い、バックライトなどの装置は必要なく、構造自体も比較的単純であるため、極端に薄型化することができるのです。また、電流を調節することで、光の強弱が可能になります。有機ELディスプレイ(OLEDディスプレイ)は、その有機ELを採用した表示装置のことで、特徴としては、輝度、視野角、消費電力などに優れていると言われています。

ちなみに2007年10月にソニーの発表した11型有機ELテレビは、厚みが最小3mmという当時の常識では考えられないほどの、超薄型のテレビの実現を可能にしました。そんなニュースが話題となり、世間を賑わせました。

採用される、3モデルとは?

Nikkei Asian Reviewが報じるところによると、信頼のできるApple情報筋からの情報では、Appleは、2017年に通常モデルとPlusシリーズ、そしてプレミアムモデルを加えて、3モデルのiPhoneの販売を予定してるようです。

ディスプレイはそれぞれ、通常モデルとPlusシリーズには、従来のフラットなデザインを採用し、プレミアムモデルには端をカーブさせた丸みのある、5.5インチ曲面ディスプレイ(OLEDディスプレイ)が採用される模様です。

プレミアムモデルのみOLEDディスプレイが採用されるのは、生産が追いつかないため?

市場調査会社のHIS DisplaySearchのDavid Hsieh氏によれば、Samsungが独占供給する有機ELパネルは、SamsungとApple社との両方の需要を満たすことはできないとの指摘をしています。つまり、単純にプレミアムであるからという理由だけではなく、生産が追いつかないため、曲面ディスプレイ(OLEDディスプレイ)の採用をすることになるようです。このため、プレミアムモデルのみがOLEDディスプレイの採用をするのは、必然であると言えるのです。

通常モデルとPlusシリーズについては、従来どおりのLTPS(低温ポリシリコン)による液晶がそのまま採用されることになり、iPhoneXのプレミアムモデルには、その有機ELディスプレイ(OLEDディスプレイ)を採用した技術が、追加される見通しとなっています。

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