iPhoneXの発売に期待が高まるなか、著名なグラフィックデザイナーであるキルギスタンのSteel Drake氏による、iPhoneXのコンセプトデザインの公開がされました。曲線が多用されているため、丸みを帯びた滑らかなテイストの、優美なデザインとなっています。
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iPhoneXのデザインはiPhone6を踏襲?
公開されたiPhoneXの、滑らかで優美な曲線を多用しているコンセプトデザイン、その仕様はまさにiPhone6のデザインを踏襲していると言えます。
ちなみに2014年に発売されたiPhone6は、それまでに発売されていたiPhoneに比べてサイズが大型化し、見た目のデザインと使用感に大きな変化がありました。画面が大きくなったことは見やすさにおいて、かなりの高評価ではありましたが、持ちにくさや運びにくさを実感したユーザーにとっては、不満の声も挙がっていました。それに加えて、外観のデザインについては、出っ張りのあるカメラレンズ部の設置に、批判が噴出する事態となりました。これら、サイズやスペックについては、今回のiPhoneXの情報には含まれていませんでした。
またiPhone6/iPhone6 Plusは、色移りしてしまうという問題が発生し、一時話題となりました。具体的には、底面から側面にかけた白いプラスチック部分に、ジーンズが触れると、ジーンズの色が移ってしまうというものです。そもそもジーンズ自体が、色移りのしやすい生地ではありますが、プラスチックにも色が移ってしまうとのこと。Apple社は、この時の対応として、市販の洗浄剤での拭き取りによる提案をしたとのことでしたが、カバーをつけるなどして予防の対策を行うことが、何よりも安心できる方法ではないでしょうか。iPhoneXはこの点についての対策として、背面のラインに背面パネルでカバーすることで解決させるのではないかと噂されています。
一石二鳥の洗練されていく外観デザイン
そのほかのiPhoneXの全体的な外観の特徴としては、全面を覆うパネルがシームレスであるため、サラリとした一体感のあるとても美しいボディで仕上げています。ブラックモデルでは、それがより一層強調されて見え、実感することができます。また本体を覆う素材に、ガラスの採用も考えられています。Apple社が特許を取得した、金属やガラスをサファイヤガラスで覆う技術というものが実現出来ればiPhone4で問題視されていたガラス面の壊れやすさなどからも解放され、丈夫さと美しさの両立が可能となるかもしれません。
Apple社の、サファイヤガラスの技術については、iPhoneのスクリーンに使用されるためではありますが、ただスクリーンだけではなく、iPhone本体のボディにも使われるのではないかと考えられています。特許を取得したApple社の技術とは、サファイヤを1mm以下の極薄の層にして、ガラスを包み込むというものです。高価なサファイヤは薄く利用することにより、低価格の実現、また強度も増すという一石二鳥の技術であると言えます。
カラーバリエーションについても、iPad nanoのような明るくポップな色が追加されており、iPhoneXに対する期待感が、ますます膨らむ一方となってきました。
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