2017年秋に発売が予定されているiPhone7sですが、早くもネットではiPhone7s/PlusとiPhone8の金型画像なるものが、アジアのサイトから画像が流出しているとの噂もあります。それによればiPhone8の機種の大きさは、iPhone4.7インチ型と同等と言われています。
しかし実際のiPhone8は5.8インチ画面を採用との噂なので、フルディスプレイになるのは、どうやら確実のようですね。他にも今回リリースされる3モデルは、メモリは3GB、高速充電可能など、噂はとにかく絶えません。話は変わって、今回はiPhone7sで使えるクラウド機能について、ご紹介します。
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そもそもクラウドって何?
日本でも2014年あたりから頻繁に「クラウド」というIT用語が使われ、メディアでも数々説明されて来ましたが、日本ではその普及率は、一般では海外ほどは高くはありません。「クラウドとは、インターネット上にある雲のような存在」など、説明する側もあまり理解が足りていないのが、一つの要因かもしれませんね。
クラウドと言うのは、簡単に言えばIT関係の大企業が持つ、膨大な通信ネットワークを一般開放したサービスです。つまり使われるパソコンやスマートフォン、タブレットなどの端末ごとにデータを保管するのではなく、ドキュメント、画像、動画などのたくさんある個人データを丸ごとインターネット上に置こうとするものです。この時、画像は画像だけ、ドキュメントはドキュメントだけといったように、各データの種類によってそれぞれ違った遠隔地にあるサーバー、データーの保管庫に預ける方法です。
iPhone7sなどを提供するApple社も、「iCloud」と呼ばれる、クラウドサービスを提供しています。特徴は、仮にiPhone7sを紛失しても、個人データはスマートフォンの中以外に、Apple社が代わりに保管していますから、パソコンからもアクセスできるし、他人のiPhoneから、パスワードさえわかればいつでもアクセスできます。つまり「端末を選ばない」というのが、クラウドの最大の利点です。
iPhone7sのクラウドはスマートフォンの機能ではない
表題に「クラウド機能」と書きましたが、クラウドとはこのように端末に搭載された機能ではありません。簡単な話、遠隔地にある自分専用のハードディスクを借りるようなものです。Apple社のiCloudのように、大型のデーターセンターは強固なセキュリティ対策が施されているため、まずデータ漏洩の心配は必要ないでしょう。例えば、iTunesで購入した自分だけの音楽や、メールデータ、スケジュールや連絡先、画像などの言ってみればiPhone7sのバックアップも簡単に外部に安全に保存しておけます。
特に新しくiPhone7sが発売されて、それまでの設定やデータを移行する際は、iCloudに保存されたデータをいつでもダウンロードするだけで良いため、極端に言えばiPhone7sには一切のデータを保存する必要が無くなるのです。
クラウドを使う注意点は?
まずiCloudも含めて、クラウドサービスを利用する場合は、「パスワード」と「ID」を必ず設定しますので、これを忘れたり、メモを紛失するとログイン出来ず使えなくなります。もう一つは、インターネット上のサーバーにデータが保存されるので、インターネット契約、つまりWi-Fiなどの外出先とか、パソコンなどの他の端末でもアクセスできるようにしておかなければなりません。この点はiPhone7sに直接保存するよりも、手間は確かに増えると思います。
それとiCloudも5GBまでは無料で利用できますが、それ以上の容量は有料となり、月額費用が発生します。また保存するデーターには著作権侵害にあたるものや、ポルノなどのアダルトデータは保管出来ません。iCloudの場合は、iPhone7sでも「設定」から使えるようになるはずです。初回の使用には、Apple IDに登録したメールアドレスと、アプリを購入する際のパスワードが必要となります。iPhoneでは、Wi-Fi契約が無いとバックアップは行えないのでこれも要注意です。
非常に便利に思えるクラウドですが、まだ使い方に慣れていない人は、「一体どうやって活用するのか?」と、悩むようです。一番有効な使い方は、写真や個人データをためこむ前の、最低限自分が使いやすいと思える初期段階で、iPhone7sのバックアップを行う事です。
これにより、仮にスマートフォンのデータが消えても少なくともiPhone7sをクラウドを使って復元できます。友達や知人のアドレスなどでは、このように外部に安全に保管しておいた方が安全でしょう。
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