iPhone7sのローズゴールドはiPhoneの富裕層をターゲット?

iPhone7sで発表・発売されると噂されるカラーバリエーションは、ゴールド・ローズゴールド・シルバー・ブラック・ジェットブラックというiPhone7やiPhone7 plusからのカラーに加え、新しいカラーバリエーションがあると噂されています。(2017年3月に発売された(PRODUCT RED)もiPhone7sのカラーバリエーションに加わるという噂もあります)

 

iPhoneシリーズも2017年で初代のiPhone発売から10周年という節目を迎えており、新技術の投入に話題を奪われがちですが、実はローズゴールドの「カラー」の投入はiPhoneの高級化路線への象徴とも言われています。一体どのような点が高級路線化と言えるのでしょう。

 

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iPhone7sのローズゴールドが示す高級路線化とは その1:ファッション性

iPhone7sで発売されるというローズゴールドは、海外のファッションサイトでもポジティブな反応が多く、女性のみならず男性向けにもピンク系のアイテムを提案するブランドからも熱い視線が注がれているようです。特にローズゴールド系のジュエリーはゴールドよりも肌に馴染みやすいため男性にも好印象を与え、売り上げも良いようです。

更にApple社では、2013年以降に、ファッションブランドのバーバリーやナイキ、イヴ・サンローランなどから大物人材を引き抜き、iPhoneなどのApple製品をよりファッション性の高い高級ブランドイメージを固めようとする戦略に出ているようです。大物人材の引き抜き当初はApple Watch開発のためと囁かれてきましたが、実際はもっと大規模なApple社全体の高級路線化を図る目的だったのですね。

尚、Apple Watchでもローズゴールドケースとゴールドケースが発売されています。これは時計ブランドのベーシックカラーであるゴールドやシルバー、ローズゴールドを意識しつつ、より高級感のある製品に仕上げようとする意図があるようです。iPhone7sなどにローズゴールドを投入することは、単なる女性の囲い込みではなく、将来を見据えたブランド戦略であったようです。

iPhone7sのローズゴールドが示す高級路線化とは その2:高級感

iPhone7sでローズゴールドを選ぶユーザーは、特に海外では女性だけではなく男性も多くいらっしゃいます。ローズの持つ優しい色合いと、ゴールドの持つ高級感は、iPhone7sのローズゴールドを持つ人のパーソナルイメージを「優しく穏やかな人」や「女性的視点を持っているフェミニスト」、「お洒落を楽しめる人」、「攻撃的ではない包み込むような優しさとマイルドさを持つ人」へと導きます(注:持つ人のパーソナリティや外見にもよりますので、全員がそういったパーソナルイメージになるとは限りません)。

そうしたローズの穏やかなイメージはゴールドの持つ高級感とマッチし、iPhone7sのローズゴールドを持つ人の高貴さをアップさせ、高級感をさらに引き立たせることが出来ます。特にiPhone6sの公式プロモーションビデオに映し出された、お金持ちでハイセンスな雰囲気を醸し出す黒人男性がローズゴールドを胸ポケットから取り出す場面は、この魅力的な男性と相まってiPhoneの持つ高級感に多大な貢献をしました。そうしたイメージ戦略を打ち出しつつ、次世代機であるiPhone7sのローズゴールドも高級路線への舵を更に切っていくことになるのではないでしょうか。

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