光学式指紋認証はiPhone7sやiPhone8で採用される?

iPhone7やiPhone7 plusの後継機種と噂されている、iPhone7sやiPhone8。2017年はApple社の初代iPhone発売から10周年という記念の年でもあり、Apple社の技術力を総動員した機種が発表されるのではないか、と噂されています。Apple社にとっても、やはりここは今までにない機能を発表することで、10周年を盛り上げたいところですよね。

 

そんなiPhone7sやiPhone8では、なんと指紋認証のシステムを今まで採用してきた静電容量方式から光学式に変更するのではないか、と言われています。iPhone7などで採用されている静電容量方式とは、指先がホームボタンにある指紋認証システム(Touch ID)に触れることで生じる電気容量の変化で、生体認証を行うセキュリティシステムをいいます。それでは、新発売されると言われるiPhone7sやiPhone8で採用される噂のある、光学式指紋認証とは一体どのようなシステムなのでしょうか?また、本当にiPhone7sやiPhone8で採用されそうなのでしょうか?早速検証してみましょう。

 

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iPhone7などで採用されている静電容量式の指紋センサーの問題点とは?

iPhone7などで採用されている、静電容量式の指紋センサーは、現在多くの家電製品やスマートフォン、iPadなどで採用されている指紋認証システムです。この静電容量式の指紋センサーは、電子回路やICのようなCMOS LSIと同じような工程で製造することが出来るので、大量生産が可能であることから多くの家電に使われるようになりました。

しかし、iPhoneなどで使用される静電容量式の指紋センサーは、指の汚れや湿気に弱いといった弱点があります。そのため、指紋認証の登録時や指紋認証センサーを使用してiPhoneを使う場合は、指の汚れや汗を拭きとっておかないと指紋認証センサーが機能せず、認証ができないといった不具合がありました。実際iPhoneのユーザーでも、手汗をかきやすい方や外出中で手が汚れている方は、うまく認証できない事例が多く報告されています。そのため、次世代のiPhone7sやiPhone8では、この問題を解決する必要に迫られていました。

光学式指紋認証システムはiPhone7sやiPhone8で採用される?

それでは、iPhone7sやiPhone8で採用されるかもしれないと言われている、光学式指紋認証とは一体どのようなものなのでしょう?光学式指紋認証とは、光の反射を利用し、撮影した指紋の紋様を解析することで認証を行うシステムを言います。光学式指紋認証は静電容量方式よりもより早く、より正確に多くの情報を読み取ることができると期待されています。

実は、光学式指紋認証センサー自体は、新技術ではなく静電容量方式や超音波方式よりも先に、様々なデバイスに使用されてきた経緯があります。しかし、光学式指紋認証センサーは認証するために表面を発光させる必要性や、センサーの部品が場所を取る、計測する精度が落ちるなどの技術的な問題があり、iPhone7などの採用は見送られてきた経緯があったようです。

しかし、Apple社はiPhone7sやiPhone8など、iPhone7の次世代機ではデバイスの下に搭載できる技術を開発し、計測制度の問題も解決していると言われています。しかし、このiPhone7sなどで採用されると言われる光学式指紋センサーは、同時に採用すると噂のOLEDディスプレイの信号干渉の問題を解決する必要があります。また量産体制の構築に時間が掛かることから、iPhone7sやiPhone8では採用されないかもしれない、という噂もあります。いずれにせよ、この新技術は近い将来のiPhoneに採用されることになるでしょう。iPhone7sやiPhone8の正式発表が待ち遠しい限りです。

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