2017年9月にも発売との噂が流れるiPhoneX。そのiPhoneXに「USB‐C型」対応の充電器が付属品されるのではないか、という情報を得ました。これまでのUSBと何が違うのでしょうか。家電などでも付属品は型が違ったらおしまいです。何かあった時、今まで使用していたものは代用できないのか?気になるでしょう。そこで調べた結果をまとめました。
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ワット数はiPhone7の倍!高速充電?新型の充電器がすごい
これまでiPhoneXはワイヤレス充電式になるのではないか、と言われてきました。そのためワイヤレス充電用のスタンドや、ワイヤレス対応のイヤホンAirPodsが付属されるという情報もあります。そんな状況で、国際金融グループであるBarclaysのアナリストによる予測が、関係者の間で注目を浴びました。今度のiPhoneXではUSB‐C型の充電器・変換アダプタがついてくるというものです。このUSB‐C型、なかなか聞きなれないものでしょう。従来のUSB、例えばiPhone7で使用していたUSB型充電器の5Wに比べて倍の10Wという電力も特徴ですが、何より充電が速いという大きなメリットがあります。
何がどれだけすごいのか、USB‐C(USB type C)を詳しく知ろう
USB‐Cとは次世代型USBとも呼ばれ、Appleでは2015年に発売されたMacBookに初めてUSB‐C用のポートが採用されたことでも話題になりました。このUSB‐Cは挿し込み口に上下左右の区別がないのが特徴です。うっかり逆に挿しても大丈夫ですね。またUSB‐C型のケーブルは両端の形状も一緒なので、これまで用途によって複数のケーブルが必要だったものが一本化されるというメリットもあります。ですから動画や音楽などのデータ転送も充電も、USB‐C対応であればケーブル一本ですべて可能なのです。
確かに今までも転送・充電併用型のケーブルはありました。しかしUSB‐Cがこれまでと違うのは、PCを使っての高速充電が可能になったことです。もちろんこれまでもUSBによる充電はされていましたが、USB Power Deliveryという規格によってその規模が格段に変わると言われています。具体的には100Wまでの給電が可能になり、これまでのスマホではできなかった電力を必要とする機器との接続も容易になります。またHDMIといったデジタル通信にも対応しており、例えばiPhoneXで見ていた画面や動画を、より鮮明にテレビやPCのディスプレイに映し出すこともできるでしょう。さらにUSB‐Cのケーブルやポートは規格が統一されているので、どのメーカーの機器をつないでも支障ないというメリットがあります。
とはいえ普及はまだまだ、じゃあどうやって充電するの?
ケーブルが一本で済み、しかも大量の電力供給ができて、データ転送も充電もできる。これがUSB‐Cの魅力です。このUSB‐C充電器がiPhoneXに付属されたら嬉しいでしょう。何しろこの充電器があれば、条件によっては従来の約7倍のスピードで充電ができたというデータがあるくらいですから。もっともこれはMacStoriesというウェブサイトがiPadを対象に行ったものなので、比較対象も状況も違うため証拠としては弱いでしょうが、充電が速いのは確かです。
しかし問題はUSB‐Cがまだまだ普及していないことです。つまり手持ちのPCでは充電ができない?という懸念です。ですがAppleにぬかりはなかったようで、USB‐C充電器の他に、従来のUSBケーブルにも対応できるように変換アダプタもiPhoneXの付属品としてつけるようです。
iPhoneXの付属品はこれで決まり?ライトニング端子はなくならない?
ワイヤレス充電化に向けて開発を進めていたiPhoneX。これまで充電などに使っていたライトニング端子や挿し込み口そのものを廃止するとの噂もありました。開発段階では微細な光を感知させることで、これまでライトニング端子が担っていた通信の役割を果たす技術に関する特許を取得したという情報もありましたが、どうやら今の段階では現実的ではなかったようです。そこでiPhoneXのライトニング端子はそのまま残り、ケーブルを使った充電方式とワイヤレスの併用になるのではないかと言われています。
そこでiPhoneXの付属品としては、USB‐C充電器と専用ケーブル、従来型のUSBケーブルと接続できる変換アダプタがついてくるという見方が有力です。
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