ガラケーと比較して、スマートフォンを利用する上での一番の問題はディスプレイが割れやすいというところじゃないでしょうか?周りをみても、ディスプレイにひび割れが入ったままスマートフォンを使い続けている人が少なくないですよね。そんな問題への解決策となる新素材がiPhoneXで採用されるかもしれないと言われています。
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ディスプレイの新技術がiPhoneXで採用される?
台湾にあるTPK社ですが、タッチパネル技術に強く、Apple社の主要なサプライヤーとしてiPhone6sのタッチ用部品などを提供してきました。そのTPK社のCEOであるMichael Chung氏が、柔軟で耐久性に優れたフレキシブルディスプレイを実現するのに可能な技術を採用した製品を開発し、2016年の後半から出荷する予定であると以前発表していました。何年か前までは柔軟に曲がるディスプレイなんて、まさに近未来的なテクノロジーのイメージでしたが、すでに現実化されており、それがiPhoneXに搭載されるかもしれないのです。さて、TPK社のCEO・Michael Chung氏が発表した新技術というのはどのようなものなのでしょうか?
割れにくいディスプレイを実現する技術とは?
TPK社が開発に成功した新技術とは、従来のディスプレイに使われているインジウムスズ酸化物ガラスの代わりに、銀の微細な繊維(シルバー・ナノワイヤ)を用いるというものです。インジウムスズ酸化物ガラスですが、現在は主に透明電極として用いられ、液晶ディスプレイ、薄型テレビ、プラズマディスプレイ、タッチパネル等々多くの電子機器で応用されています。ただし、インジウムが高価で、安定供給への限界があり、その特性として脆弱な上に折り曲げの耐性がないなどの理由から代替物質の研究が進められていました。そして、ついにその研究成果が先日TPK社によって発表されたわけです。そのことは、iPhoneXをはじめとする今後発売予定のスマートフォン市場への影響は大いに考えられます。シルバー・ナノワイヤを用いて製造された新型ディスプレイは、柔軟性があるため破損しにくいだけでなく、タッチ操作への反応性もよく、明るくて屋外の光の下でも見やすいなど、多くのメリットがあります。さらに、この柔軟性を活用することで、iPhoneXの製品デザインの自由度がますます高まると予測されます。デザインの新しさにおいては常に業界トップの地位にあるApple社だけに、新技術を活用したiPhoneXは、iPhoneシリーズの中でもより強く美しい端末にしたいと考えていてもおかしくありません。
初代iPhoneの発売から10周年のアニバーサリーとなる2017年に発売のiPhoneXについては、すでに様々なところで仕様やデザインの噂が流れています。そのなかで、ボディがガラスで覆われるのでは?というものがあり、一部のユーザーからは落下時の破損を懸念する声があがっています。ですが、フレキシブルディスプレイに見られる新技術を採用することで、破損の心配は少なくなります。まだ真偽のほどは定かではありませんし、Apple社が新技術を採用するタイミングも不明ですが、もしシルバー・ナノワイヤが使われれば、これまでにないほどの強さと美しいデザインを兼ね備えた最強のiPhoneXを見ることができるかもしれませんね。
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