「今年は記念すべき年。さて何の年でしょう」ーーこの質問に答えられる人はそうそういないと思いますが、わかる方はかなりレベルの高いiPhoneファンであることは間違いありません。さてもったいぶらずに、改めてご存知ない方にお伝えすると、今年は初代iPhoneが2007年に発売されて、丁度10年目、ミレニアムイヤーなのです。
iPhoneファンにとっては、初代iPhoneが発売された当時の熱狂ぶりはご存知かもしれません。また今は亡きスティーブ・ジョブズが語ったあの魅力的な言葉の一つ一つは、今になっても思い出されますが、この記念すべき10周年モデルとして今年発売が噂されているのがiPhoneXです。そしてそんなiPhoneXは10周年という記念すべき数字に相応しい、革新的なデザインになるのではないかと噂されていますが、その一つがディスプレイです。
iPhoneX 予約・購入はこちら ⇒ ソフトバンク公式オンラインショップ
この記事の項目一覧
iPhoneXのディスプレイはこれまでの液晶ディスプレイから有機ELディスプレイになる?
Apple Watchのみが有機ELディスプレイですが、これまでの歴代iPhoneは液晶ディスプレイを採用してきました。有機ELディスプレイを採用しなかったのか、それとも技術的な問題により採用できなかったのか、という問題はさておき、現時点でiPhoneXに採用されるのではないかと噂されているのは有機ELディスプレイです。そしてその発注先と見られているのがLG DisplayとFoxconnです。
現在のディスプレイのサプライヤーはLG Displayとジャパンディスプレイの2社ですが…
ちなみに現在のiPhoneのディスプレイはLG Displayとジャパンディスプレイが製造しています。しかしこの2社に割って入ろうとしているのがFoxconnです。なぜこのようなリークが流れるかというと、記念すべきミレニアムなモデルとなる予定のiPhoneXは、これまでのiPhoneよりも発売台数が多くなることが予想されており、それに比例して、ディスプレイの必要数も上がることが間違いないと思われています。そしてその製造元であるLG DisplayとFoxconnの2社は、既にその製造に耐えられるだけの新工場を、LG Displayは韓国の坡州に、Foxconnは中国河南省の鄭州に建造予定だというのです。
Foxconnは5600億円を投資してパネル工場を建造?
現在もディスプレイを建造しているLG Displayは約5040億円かけて、新たに工場を建設すると噂されています。Foxconnはそれを更に上回る5600億円をかけて建造するというのです。そしてFoxconnは既にApple社と、製造について協議段階に入っており、建設予定の同工場にて生産するディスプレイの70%をApple社に供給するという噂まで流れています。
10年目を迎えるApple社のiPhoneX。当然、人気のため品薄が予想されます。しかしiPhoneファンにとっても、そうでなくても、iPhoneXを欲しいと思う人々の手元に行き渡らないことだけは避けようと、Apple社は考えているのでしょう。歴代のiPhoneは、発売初日にどうやって入手するかが話題となりましたが、次期iPhoneのiPhoneXはそのようなことが起こらないことを願ってやみません。
iPhoneX 予約・購入はこちら ⇒ ソフトバンク公式オンラインショップ