ワイヤレス充電機能がiPhone8に搭載される見込みです。一部のカフェショップではすでに設置が進んでいますから、活用範囲がさらに拡張されていく事になります。iPhone8から始まるワイヤレス充電時代についてのお話です
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Wi-fiに次ぐヒット商品となるか
屋外無線ランとしてWI-FIは公共施設からコンビニやカフェにいたるまで、あらゆる場所でwi-fiを使ってインターネットにつなげる事ができます。もちろんパソコンだけではなくiPhoneやアンドロイドなどあらゆるスマホ携帯にもつながりますから、機種を選ばずに拠点がある場所ならどこでも利用できます。今回秋モデルとして発売予定のiPhone8にはさらに一歩進んでワイヤレス充電が可能な機能が装備される予定です。時代はついにここまできたかと感銘を覚える人も多い事でしょう。WIFIがそうであったようにワイヤレス充電も、専用アダプタが必要です。目下5つの充電方式が検討されておりいずれかになる予定ですが、そうした機能を装備したiPhone8が大量に量産されれば、ワイヤレス充電機能も飛躍的に拡大していくはずです。もはや煩わしい充電式コードを持ち歩いたり電源を探したりする手間も省けてきます。実際複数の大手通信業者がワイヤレス充電方式を導入する動きを見せているのです。
ワイヤレス充電方式の種類と特徴
ワイヤレス充電方式にはいくつかありまして、その1つはすでにコードレス電話の子機や電動歯ブラシ、あるいは電気シェーバーなどに採用されており、iPhone8にも最有力候補として名前があがっていますが、Qi(チー)という電磁誘導方式があります。最も馴染み深く費用もお手頃ですが伝送距離が若干短いのが難点です。電気自動車への導入で開発が進んでおり、あともう少しで製品化できそうな段階まで進んでいるもので磁界共鳴方式があります。Qiよりも伝送距離が長いのは魅力的ですが電力安定が悪い点が課題です。BluetoothやWiFiにやや近い形で電波を送る事ができる電波受信方式というものもあります。電子マネーやスマホなどで活用されています。いくつか種類があり伝送距離は数㍍と長い割に伝送効率が芳しくないのが難点です。日本の研究所で開発されIPADなどに採用されているものに電界結合方式があります。伝送効率が大変良く機種も選びませんし電極の位置の自由度も高いのが特徴です。子ども向け玩具や特定のワイヤレス充電機に採用されるなど、将来性に大変期待が持てる充電方式です。同じ研究所で開発された方式で直流共鳴方式というのもあります。すでに実用化へ向けての研究も進んでいます。超音波を用いたワイヤレス給電というのもあります。
iPhone8で導入される見込みの充電方式とは
ワイヤレス充電方式は世界的に研究が進んでいる分野ですから、メーカー側オリジナル方式が採用される可能性も考えられます。実際Qiの導入が複数の企業で振興している事や、大変馴染み深い事に加えて伝送距離が長いものあるいは、すべての方式を上回って完成度の高い方式が日本の研究所で実用化に向けての研究が進んでいる事など、この分野での動向は混迷を極めているのが現状です。周囲の予想を裏切る形で規格の絞り込みは早い段階でなされるかもしれません。
iPhone8に導入予定のワイヤレス充電方式はどれをとってもメリット・デメリットありますが、各社で実用化に向けた研究が進んでいるものが多いです。どの方式が採用されるかは未知数であり大変興味深いのですが、まずは発表の日を心待ちにしておくことにしましょう。
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