例年通りなら毎年9月に新モデルが発表されるiPhoneシリーズ。iPhone8も当初はiPhone7sと同時にリリースされると見られていましたが、Apple側の諸事情により本格リリースが11月以降にまでずれ込むとの噂が流れています。iPhone8の開発は順調に進んでいないのでしょうか。リリースが遅れる要因と今後の対策についてまとめました。
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ユーザーの選択!iPhone7sで妥協すべきか
iPhone7sについてはiPhone7からのマイナーチェンジにとどめられるため、当初の発表通り2017年9月の正式リリースというかたちで落ち着きそうです。量産体制のととのっていないiPhone8を待つよりもいったんiPhone7sで妥協しておいて、iPhone8のバグや不具合がすべて出尽くした段階であらためて乗り換える、という方法も現実的ではあります。iPhone8の発売日の見通しが立たない大きな要因は、新しく搭載予定の新機軸です。とくに顔認証にも対応する3Dセンサーの開発が遅れているとされ、そのうえ有機ELディスプレイの量産が現時点では難しいことから、iPhone7sとの同時リリースはきわめて困難であるとされています。さらに悲観的な情報をならべると、仮に11月あたりにiPhone8がリリースされたとしても有機ELディスプレイの量産が間に合わず、当面は出荷制限がかけられる可能性があります。iPhone8の発売日に関してはまだまだ紆余曲折がありそうですが、新機軸をいち早く体感したいのであればiPhone7sで妥協するのではなく、発売日を首を長くして待つのもひとつの方法です。
すべては予測済み?ユーザーの注目度を高めるAppleの戦略
発売日延期の可能性が急遽伝えられたiPhone8ですが、あえて深読みしてみると、Appleのほうでは開発初期の段階からiPhone8のリリースが多少遅れることは予測できたという見方も成立します。にもかかわらずAppleが強気にiPhone7sとの同時リリースを公表してきたのは、ユーザーの期待を高めるためのイメージ戦略も少なからずふくまれており、仮に発売日を延期することになったとしてもAppleにとっては設計ミスでも何でもないという言い訳が成り立ちます。ただし、いくら先見性のあるAppleであってもiPhone8のリリースが来年以降にまでずれ込むことは是が非でもさけたいところであり、どんなに遅くとも年内の発売を念頭に置いているはずです。
悲観的な予測をそのまま信じるなら、iPhone8の正式リリースまでは少なくともあと数か月は待たなくてはならないようです。ただ単に設計トラブルでリリースが遅れるのであれば大問題ですが、遅れた分が準備期間となってiPhone8の安全性や利便性がよりいっそう向上するのであればユーザーにとっても決してマイナス要素にはならないと言えます。
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