iPhone8の通信速度は速くなる?噂を検証してみた

携帯端末にとってデータの通信速度は何を置いても優先したい生命線です、過去のiPhoneシリーズでもつねに「いかに速くなるか」というポイントに注目されることが多く、どのキャリアも最速の通信速度実現に全力を注いでいます。iPhone8でも当然のように通信速度に注目が集まっていますが、「期待ほどは速くならない」という見方も広がっており、情報が錯綜しているようです。

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モデムが原因?iPhone8が期待ほどは速くならない理由

新機能が続々と公開され、史上最高のスペックになるとも言われているiPhone8。当然通信速度のほうにも期待してしまいますが、一部の情報によると、iPhone8およびiPhone7sは現行のシリーズにくらべて通信速度の面で優位にならない、つまりそれほど早くはならないということが予想されています。ユーザーにとっては信じがたい情報ですが、この情報にはきちんとした根拠があり、多くの専門家が同時に指摘していることでもあります。iPhone8ではiPhone7と同様、部品の供給をIntelとQualcommの2社に委託すると見られています。両社のモデムのスペックが同程度であれば問題はないのですが、どうやらIntelのモデムのほうが若干劣るようで、それによって本来出せるはずの通信速度が実現できない、という問題が起こっているようです。もっとも、キャリア側の通信網が最速モデムの性能に追いついていない現状があり、実際にはそれほど気にならないのではとも言われています。

Appleが部品供給の一極集中化をさける理由

通信モデムにかぎらず、Appleは原則としてiPhone8の部品供給元を2社以上に分ける方針をとっています。1社だけに依存しないのはリスクヘッジの基本であり、委託先を複数確保しておくことで生産ラインのストップなど、万一のトラブル時にも損害を最小限に抑えることができます。また、いくつかのメーカーに同じ部品を生産させることで企業間でのコスト競争が生まれ、安くて質の良い部品が供給される確率が高まります。あまり表に出てこない事情としてはQualcommとの訴訟問題があり、Appleとしてはそのことも考慮したうえでIntelとのパイプを保っているとも考えられています。

少なくとも通信速度の面では、iPhone8はiPhone7などとくらべて極端に進歩している、というわけではなさそうです。ただしそれはiPhone8が遅くなるという意味ではなく、あくまでも理論上の数値の話であって、iPhone8を日常的に使う分には違和感のないレベルなので、ユーザーにとってはあまり気にする必要のない話と言えるのかもしれません。

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