2017年秋ごろ発売とも予想されるiPhone7s。台湾のKGI証券アナリスト郭明錤(Ming-Chi Kuo)氏によると、新機種では3D Touchの機能向上や虹彩認証などの搭載が見込まれるとのことです。この技術によってiPhone7sのロック解除もより便利、かつ安全に行われると予測されます。
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「自撮り」だけじゃない!3Dカメラモジュールの搭載による便利機能
これまでスマホで自分自身を撮る「自撮り」では、ピントを合わせたり顔がカメラに収まるように、腕を思いっきり伸ばす必要がありました。しかし次期iPhoneではレンズが2つ使用された3Dカメラモジュールを採用する動きがみられています。この3Dカメラモジュールには、被写体と背景との奥行きを自動的に評価し、背景にボケを加えることで被写体をより鮮明に映す「ポートレート機能」が搭載されるとのことです。そのため腕を伸ばさなくてもカメラが背景を処理してくれるという利点があり、撮影が楽になるのは言うまでもありません。さらにiPhone7sではこの機能を応用して、顔認証や虹彩認証などの生体認証を可能にするのではないかと言われています。
次期iPhoneは顔でロックを解除する?カメラを使った生態認証
iPhone7sに搭載されると予測される3Dカメラモジュール。従来の二次元での処理から三次元になることで、より鮮明で精度の高い顔認証が可能になります。さらにiPhone7sではフロントカメラの強化も同時に行うと言われています。強化の目的はカメラの赤外線センサーによる顔や虹彩の認証をスムーズにするためではないかとの見方があります。赤外線センサーの精度が向上すれば顔や顎の形状、眼の奥行きなどをより正確に測れるため、以前にサムスン製のgalaxyで起きた、顔が写っただけの写真一枚で認証がパスされてしまったというトラブルもかなりの確率で防ぐことができるでしょう。
3D Touchの指紋認証もいいのですが、例えばiPhone7sでより正確な生体認証によるロック解除が可能になれば、これまでのホームボタンの使用やタップよりも簡単かつ安全に、プライバシーが保護されると思われます。しかし2017年7月現在、情報がすべて公開されていないこともありiPhone7sで3D Touchを使用するにあたってのディスプレイ開発はどうなるのか?など、まだまだ課題が山積みなのも事実です。
今後の動向が気になる、ディスプレイ問題。3D Touchは使えるの?
iPhone7sの開発スタッフがなぜ今、生体認証の機能向上に力を入れているか?これには一つの問題点がありました。2017年秋ごろ発売とも噂されるiPhone7sのディスプレイには有機EL(OLED)が採用される可能性が高いのですが、このOLEDは液晶に比べて比較的柔らかいという特徴があります。ですから従来の画面を強く押す必要がある従来の3D Touchでは、ディスプレイが劣化しやすくなる恐れがあるのです。また、OLEDは発展途上の部分もある技術なため、ディスプレイ下にどうTouch IDセンサーを埋め込むかが課題でもあります。そのためこれまで3D Touchで使われていた指紋認証の使用が困難になることが想定されるため、代替策として顔や虹彩などの生体認証を強化するのではないかと見られています。
このように技術面での課題はありますが、生体認証の強化はセキュリティ対策としてとても有効なものです。今後のapple社の発表や動向が気になるところです。
まとめ
次期iPhoneであるiPhone7s。3Dカメラモジュールの導入とフロントカメラに搭載された赤外線センサーの強化によって、顔や虹彩などの生体認証が正確かつスムーズになると言われています。結果として顔認証によるロック解除なども可能になるでしょう。また画像処理などがスムーズになる有機EL(OLED)ディスプレイの採用で、これまで使用されていた3D Touchがどう変わるのか。セキュリティやプライバシーの保護をとるか、これまでの便利さを選ぶか、検討の余地はまだありそうです。
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