Apple社の決算短信から占うiPhone7sの業績の行方とは?

米Apple社が5月2日(現地時間)に、第2四半期(1~3月)の決算を発表しました。売上高は528億ドル(約5兆9200億円)で、前年同月比の約5%増加しました。純利益も、110億ドル(約1兆2300億円)前年同月比は約5%増加しています。しかし、Apple社でもっとも主力としての位置づけのある、iPhoneの販売台数が約5080万台と前年同月を下回ってしまいました。


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売上高上昇のからくりは…

売上高が伸びているのに、肝心のiPhoneの販売台数が減少している理由はなんでしょうか。ティム・クックCEO(最高経営責任者)の見解では、新製品発売情報の年々激化するうわさによって、買い控えがおきているのだろうとのことでした。それでも売上高が伸びているのは、iPhoneを使った支払サービスのApple Payや音楽配信サービスの売上が増加したことに起因するのではないかとのこと。Apple Payは、日本でも昨年10月から利用開始し、現在は50万人以上のユーザーによって、交通機関などで利用されているようです。

うわさのiPhone7sの機能とは?

次期iPhoneとして2017年の今年発売がうわさされているのは、iPhone10周年記念モデルのiPhone7sです。プレミアムモデルということもあって、iPhone7sにはさまざまな憶測が飛び交っています。
画面にOLEDディスプレイの採用をすることで、バックライトは不要になり、また柔らかい素材のため曲げることもできるので、画面を極薄くすることができる技術の投入を考えているようです。ただ、これはすでに韓国のサムスン電子によってスマートフォンに採用済みですね。AIを利用した音声認識機能のついたスピーカーを搭載するのではないかとの報道もちらほら聞かれてますが、それについても、もうすでにAmazonやGoogleで以前に発表済みで、しかも発表されてからかなり時間も経っています。
iPhone7sは、このような競合他社から差別化を図り、独自性を生かすことができるのでしょうか。

iPhone7sの魅力は業績アップにつながるのか?

ティム・クックCEOは、それでも強気な姿勢を崩しません。それには、販売台数が減少しても売上高が伸びていることに注目しているからに他ならないからです。売上高が伸びているのは、さきほども述べたiPhoneの関連ビジネスが成長しているからという理由と、もうひとつは、iPhone自体の購入単価があがっているからなのです。それは、Appie社がiPhoneの単価をあげたのではありません。iPhoneを長年使用するに従い写真や音楽データがいっぱいになり、容量不足などの理由によってユーザー自らもっと大きいサイズのものへと、モデルチェンジを図っているからなのです。そのことで、ユーザーの購入単価は自然と上がってくるという仕組みというわけです。大きいサイズや容量になればなるほど価格は上昇します。
またiPhone7sについては、サイズアップした128GB以上の容量のものにしか、特別カラーを用意しないとの情報も流れています。
新たなカラーバリエーションである、光沢の黒『ジェットブラック』は、iPhoneファンだけでなく、誰しもが魅力的な商品といえます。つい買ってしまいたくなる、ユーザー心理をついたiPhone7sは、このような作戦によって、業績をあげることができるんでしょうかね。

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