iPhone5のカラーバリエーションの1つだった「ブラック&スレート」。当時はツートンカラーというカラーの珍しさや、ブラックやスレートといった落ち着いた色合いでとても人気がありました。(注:「スレート」は、現在iPhone7やiPhone7 plusで発売されている「シルバー」よりブラックに近い、濃いグレーの色合いをしていました。)
しかし現在、Apple社はその後のiPhoneではツートンカラーを廃止し、単色でのカラーバリエーションを発表しています。確かにツートンカラーより、シンプルな単色のほうが高級感もアップし、人気が出やすいのかもしれません。シンプルなほうが飽きがこないですからね。
ところで、「ブラック&スレート」のブラックはiPhone7やiPhone7 plusで復活しましたが、iPhoneXでスレートは復活しないのでしょうか?実は残念ながらスレートという色合いはiPhoneのみならず、iPodでも採用されなくなっているようです。現在ではiPad miniでスレートがありますが、次回のリフレッシュでは採用されなくなる可能性が高いと言われています。一体なぜスレートというカラーは、iPhoneXのみならず他のApple製品でも姿を消してしまうのでしょう?
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iPhoneXでスレートが採用されない理由 その1:スペースグレーに変更したいから
Apple社はiPhoneだけではなくiPodも、カラーバリエーションのスレートを廃止し、スペースグレーへと変更しました。このようにApple社はカラー戦略として、スレートを廃止し、スペースグレーに変更させようという意図があるようです。
スペースグレーは、スレートよりも明るいグレー(どちらかといえばシルバーに近いグレー)であり、確かにスレートよりも洗練された印象はあります。しかし、スレートの少しダークな色合いもお洒落で落ち着いており、なぜApple社がスレートを止め、スペースグレーに統一したいのかは残念ながら不明です。
2017年はApple社のiPhone発売から10周年にあたりますので、iPhoneXでは既に発売されたiPhoneの人気カラーが復活する可能性があります。ただ、上記の流れを見ますと、iPhoneXでスレートが復活する可能性は、残念ながらかなり低いと言えるでしょう。
iPhoneXでスレートが採用されない理由 その2:塗装が削れやすいイメージがあるから
iPhone5で発売された「ブラック&スレート」は、発売当初から製造時の塗装不良が多かったから、という説があります。なんとiPhone5の発売時から「箱を開けた時点で、本体が削れていた」という報告が多発したそうです。そのため、このiPhone5の塗装不良問題は、Apple製品における不良原因のNo.1になってしまったという話もあります。ユーザーのみならず、Apple社にとっても大問題に発展してしまいました。
しかし、現在iPhone7やiPhone7 plusでは、ブラックやジェットブラックなど、ブラック系の色は復活を遂げていますし、iPhoneXでも採用されると噂されています。もしこの「塗装が削れやすいから」という説が正しければ、ブラックも復活しないはずですが、なぜかスレートのみ復活しません。これは「塗装が削れやすいスレート」というイメージをApple社が消したいから、という理由が考えられます。確かに1度欠陥があったものは、また欠陥があるのではないか、と疑われる可能性が高くなりますよね。そこをApple社は恐れているのであれば、iPhoneXでのスレートの復活は非常に残念ながら絶望的と言えそうです。
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