iPhoneの次期モデルiPhoneXには「ドライブモード」が搭載される予定であることがアップル社から発表されています。このドライブモードとは、どんな機能なのかご紹介したいと思います。
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iPhoneXにも導入される新機能ドライブモードの概要
カリフォルニア州のサンノゼでアップル社が主催する開発者向けカンファレンス「WWDC 2017
が6月に開催されました。このカンファレンスのなかで、iPhoneのオペレーティングシステムの最新版、iOS 11の情報も紹介されています。iOS11は今年秋に発売が予定されているiPhone次期モデルのiPhoneXにも搭載される予定ですが、このiOS11の新しい機能としてドライブモードが導入されることが明らかになりました。
ドライブモード(「Do Not Disturb While Driving」モード)が起動すると、すべての通知がオフになり、ホームスクリーンへのアクセスもできなくなります。もちろん、すべてのアプリも開けなくなり、運転中にiPhoneを操作することが原因で発生する事故を防いでくれる機能となっています。
また、自動応答をオンに設定すると、友人や家族からメッセージが着信したときなどには、ユーザーが運転中で応答できないことをテキストメッセージで通知することもできます。
自動車を運転中であることを自動的に判断
iOS11に搭載予定のドライブモードは、iPhone端末が車載オーディオにBluetoothを経由して接続されていることが認識されると、ユーザーが自動車を運転中であると判断して、自動的に起動するところに特徴があります。また、Wi-Fiアンテナを使用して、移動速度から自動車を運転中しているのを検知することも可能となっています。
重大な交通事故を防ぐためにはドライブモードは確かに有効ですが、同乗者が持っているiPhoneがドライブモードになってしまったときなど、解除しなければならない場合も想定されますが、ドライブモードを強制解除することももちろん可能です。
強制解除の方法は、まずディスプレイをオンにするために電源ボタンを押して、表示された「I’m not driving」ボタンをタップすれば完了です。
なお、ドライブモードは、ユーザーがiOS 11がインストールされたiPhoneを持って最初に自動車に乗ったときに、使用が推奨されます。
ドライブモードが搭載された背景とは?
iPhoneXにも搭載されるiOS11へのドライブモード導入は、これまで多くの事故が運転中のiPhoneの操作が原因で発生している状況を考えると、アップル社として当然の対応とも思われます。
現にアップル社は、ある死亡事故に関して、事故が起きたのはiPhoneに事故を防ぐための機能が搭載されていなかったことが原因であるとして、損害賠償を請求する訴訟を遺族から起こされています。この事故は、FaceTimeを使用しながら車を運転していた10代の未成年者が死亡事故を起こしたというものでした。
この訴訟がiOS11にドライブモードが搭載される直接の理由ではないとは思いますが、運転中のiPhoneの使用が原因で起きる交通事故をなくしたいという社会的な要請に応えた機能といえると思います。
端末の操作が原因で、悲惨な事故を起こして後悔をしないように、iPhoneXに搭載される予定のドライブモードも上手に活用したいですね。
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