iPhone8の発熱対策?Apple社が発熱対策技術の特許を申請していた

ワイヤレス充電や3D画像も認識可能な高性能フロントカメラなど、シリーズの常識を覆す新機軸が盛り込まれる見通しのiPhone8。高機能化が進むのはユーザーにとってうれしいかぎりですが、一方で機能が複雑になるほど発火や爆発のリスクが高まるとあって、Appleとしてはかなり早い段階から発熱対策の特許を申請してきました。iPhone8ではどのような方法で発熱対策がなされる予定なのでしょうか。すでに公開されている設計図をもとに予測してみましょう。

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充電中に爆発!思わぬ事故をふせぐために

iPhoneの発火および爆発事故が起きやすいのは充電中です。充電が終わるまではiPhone8本体に電気が通っている状態のため、危険な使用方法を放置していると予期せぬトラブルを引き起こしかねません。iPhone8のバッテリーにとってもっとも良くないのは過充電であり、この点はiPhoneのみならずandroid端末にも共通しています。もちろん、iPhone8には発熱対策以外に、過充電を自動的に防止する機能が搭載されていますが、それでも万一のリスクというのはゼロにはできず、充電が終わってからもずっと通電させていると端末に異常な熱がこもり、Appleも予測できない深刻な事故につながる可能性があることはメーカー側も認めています。過充電はバッテリーの消耗や劣化を早めてしまうため、フル充電された時点ですぐにコードからはずすようにしましょう。

Appleの発熱対策がついに明らかに!

iPhone8の発熱対策のキーワードはずばり、「グラファイトシート」です。グラファイトとは炭素原子の結合体を黒鉛化という手法で加工したもので、耐熱性にすぐれなおかつ変形しやすいという特性を持っています。iPhone8では熱を一点に溜め込むのではなく、グラファイトシートを通してうまく放熱させる手法が採用される見通しとなっており、一部の端末のように使用中に異常に蓄熱したり発火したりといった事故は完全にふせげると言われています。一方の国内メーカーも負けてはおらず、不安定性が弱点となっていた液化リチウムイオンを固形化することに成功し、iPhoneの電池として安全に使用できるようになったとの報告が入っています。

発熱対策としてグラファイトシートが内蔵される見通しのiPhone8.耐熱性にすぐれたグラファイトシートであればiPhoneに蓄えられた余分な熱を自然なプロセスで逃がすことができ、これまで問題となっていた使用中の発火および爆発事故のリスクをかぎりなくゼロに近づけることができます。日本国内ではより安全な内蔵電池として固体化したリチウムイオンの研究が進められており、どちらが主流になるのかは今後の動向次第となりそうです。

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