iPhone7sのコンパス機能は搭載されている？～iPhoneX・iPhone8予測情報が満載！
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非常に便利なツールにも関わらず、このコンパス機能は多くの方が「どうやって使えば良いのかわからない」と感じる標準アプリではないでしょうか？iPhone7sでも、ホーム画面、「便利ツール」の中に同梱されているはずです。簡単に説明すると、iPhoneに内蔵された磁気センサーを利用して、方位を測定する一種の電子コンパスです。つまりGPS機能を付随されたコンパスということになります。普通の羅針盤、コンパスの様に方角を示してくれる機能なんですね。初回の起動では、まず初めに位置情報の使用を求める「許可」をタップして使う事になります。

位置情報とはGPS機能ですので、ホーム画面「設定」から「プライバシー」とタップし、「位置情報サービス」をONにする必要があります。コンパスアプリは非常にシンプルで、最初の起動で丸いベゼルが表示されますので、表示画面の指示どおりに赤いボールをスマートフォンを傾けながら転がします。次に表示される画面で本体上部が、現在自分の正面の方角という簡単なものです。中央付近に十字のマークがあるので、これを中央のガイドに合わせると、普通のコンパスと全く同じように使えるようになります。

このアプリが便利なのは、街角でよく見る地図を見る時です。方角を決めたら、画面をタップすると方角がそのままロックされます。道順が複雑でも「大体この方角だな。」とわかれば、行きたい場所でまた調べれば便利ですよね。また自分の現在いる地域も同時に表示されます。

設定の時に「位置情報」を設定するため、このコンパスはGPSを利用しています。そのため、通信が不安定な場所や高いビルなどの障害が多い場所では、場合によっては正確に方角を表示されない場合もあります。ただ、スマートフォンアプリは、あくまでコンピューター・プログラムですから、つまり無線通信を使って端末から近い基地局から、更にGPS通信施設に電波を送信して、位置情報を把握します。そのため、振動や激しい運動で端末が揺れてもあまり影響は受けません。磁力を検知するといっても、センサーだからですね。上手く動作しない時は、場所を移動するとか、場所を変える等すればほぼ解決します。

他には、スマートフォンもプログラムで動作していますから、ハングアップする場合は端末ごと再起動した方が良いかもしれません。また強い衝撃で落としたりすれば、センサーに不具合が生じる場合もあります。

iPhone7sにも搭載されるであろうコンパス機能には、他に便利な「水準器」の機能があります。これは水平を測るものですが、家の中で家具やDIYなどで傾斜を調べる際に便利です。非常にシンプルですが、コンパス画面から画面をスワイプ、つまり指で横に動かすと今度は水準器になります。完全に水平な場合と、角度によって画面の色と傾斜角度が表示される簡単な機能です。傾斜を測定して画面をタップするとロックされ、そこから本体を傾ければ、相対的な角度を計測できます。

コンパスとか、水準器は日常生活ではあまり使用機会は少ないかもしれません。しかしこれが意外な時に非常に便利に使えます。それは災害などの場合ですね。例えば出かけ先で交通機関が麻痺していた場合、出来るだけ自宅に近い方角に歩いていきたい場合などです。あるいは、大体の方角さえわかれば、後は道路の行き先を示す標識を見て、道を知らなくても正しい方角へ行くことが出来ます。目立った目印が無いような場所での、目的地に行く際も便利ですね。