今秋の発売に向けてさまざまな噂が各方面から流出しているiPhone7sですが、その充電器の仕様について新たな情報が出回っています。ユーザーにとっては、モデルチェンジのたびに買い替えするのが面倒な周辺機器、そのあたりの負担が軽減されれば、スマートフォンそのものの買い替えについて前向きな検討ができるような気がしますよね。
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iPhones7sではワイヤレス充電機能が採用される?
以前からiPhone7sの設計図と思しき画像がSNSに投稿されていろいろと憶測をよんでいますが、近頃バーツごとに説明がついている設計図が投稿されました。その設計図には、iPhone7sのボディ背面にワイヤレス充電用のパッドが描かれているため噂の信憑性を高めました。さらに、Apple社が「WPC」(Wireless Power Consortium:ワイヤレス充電技術の国際標準規格を策定する協会)のメンバーになったことから、ワイヤレス充電機能のiPhone7sへの搭載が濃厚となっています。また、以前投資銀行のJP Morganは、次期リリースのiPhoneにはBroadcom製のワイヤレス充電チップが搭載され、ワイヤレス充電機能をサポートすると伝えていました。ちなみに、Broadcom社は、米・カリフォルニア州に本社をおくワイヤレス通信のための半導体製品の製造・販売の企業です。過去の情報ですが、このBroadcom社とApple社はおよそ2年間、ワイヤレス充電システムの開発を行う上で協力関係にあったと報告されていたため、Apple社がiPhone 7sで独自の仕様にカスタマイズされたBroadcom社製のチップを採用する可能性はおおいにありえます。なお、Broadcomは充電規格「Qi」と「PMA」の両方に対応したワイヤレス充電チップをすでに販売しています。つまり、iPhone 7sは「Qi」と「PMA」と二つのワイヤレス充電規格をサポートすることになるかもしれないのです。このことが実現された場合、すでに世に出回っている多くのワイヤレス充電器でiPhone7sの充電が可能になります。よって、これらの規格の充電器をすでに持っているのであれば、わざわざiPhone7sのために充電器を買わずに済むということです。
ワイヤレス充電機能の搭載に見られるApple社の戦略とは?
さらに、JP Morganは次期iPhoneにはBluetooth 5.0が搭載されるのでは?とも予測していました。Bluetooth 5.0は、3月末にSamsungから発売された「Galaxy S8 / S8 Plus」で初めてスマートフォンに搭載されたBluetoothの規格です。これは、2台のオーディオ機器に同時に音楽を出力することができる機能で、ワイヤレスヘッドフォンを2台利用してカップルで同じ音楽を聴いたり、2台のワイヤレススピーカーを使って異なる部屋で同じ音楽を聴いたりすることができるものです。このBluetooth 5.0といい、ワイヤレス充電器といい、ライバル会社であるSamsungですでにスマートフォンに搭載されている機能をiPhone7sに搭載することで、他社からの乗り換えの需要を期待しているのではと予測できます。
いずれにしろ、まだApple社からの公式の発表がない限りワイヤレス充電にしても100%の確証がとれているわけではありません。しかし、市場の飽和状態が囁かれるスマートフォン業界において、Apple社がライバルを意識した新機能を拡充しiPhone7sをリリースするということは、ユーザーとしては選択肢が広がるわけですから歓迎すべきことですね。
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