Apple社がRealFaceという企業を買収したとのことが話題になっているようです。
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RealFaceの技術はiPhoneXにどのような影響がある?
RealFaceとはどんな企業なんでしょうか。2014年にイスラエルで設立。創業者はAdi Eckhouse Barzilai氏とAviv Mader氏。従業員はわずか10名程度の小さな企業で、100万ドル(約1億1000万円)の売上があるようです。主要取引先は中国、イスラエル、ヨーローッパ、アメリカなど多数。セキュリティシステムの指紋認証に変わる、3D顔認証システムを開発したことで有名な企業です。この技術を開発したことで、ユーザーの顔や虹彩などを用いる認証機能が、スマートフォンなどに搭載することが可能となりました。
Apple社はRealFaceを買収することで、次期iPhoneとうわさのあるiPhoneXに、このRealFace が開発したとされる、3D顔認証技術が搭載されることになるのでしょうか?
3D顔認証システムとは?
3D顔認証システムとは、3次元で人間の顔を認識することのできるシステムのことを言います。これまでの2次元で認証していたものと比べて、劇的にその正確な認証能力はアップしました。それは指紋認証に匹敵するほどのレベルのようなんです。2次元で問題とされていたのは、照明の光度などの違いであったり、表情、化粧をしているか否か、また頭の向きによっても対応しきれなかったのですが、3次元ではこれらの問題を克服できるのではないかとの期待があります。
これまで3D顔認証システムの技術開発もされてはいたのですが、なかなか現実的に使用されるまで至らなかったわけは、3次元の画像の取得方法にありました。レンジスキャナと呼ばれる機器が必要なんです。そのために2次元の顔認証システムにかなり遅れてからの開発着手ということになったようです。近ごろはようやく商用のレンジスキャナが実用化されてきて、3次元での顔認証の実現が可能となったわけです。
RealFaceの3D顔認証システム
RealFaceが公開したデモ動画から、3D顔認証システムの利用心地はどんな感じなんでしょうか?見てみたいと思います。
まず登録は、顔を撮影するだけで終了します。顔認証からロック解除までの時間はわずか1秒かかったかかからなかったか、という程度だったようです。そしてちゃんと登録されていなければ、すぐに非登録者として認識されてしまいます。
今までの2次元の顔認証であれば、写真でも認証できてしまうという欠点が指摘されていましたが、3D顔認証システムでは人間の顔を立体的にとらえることから、そのような失敗が起こることはなくなるようですね。
iPhoneXに採用されるのか?
デモ画像からしても、初めからiPhone対応としているのは分かりますが、これが次期iPhoneXに採用されるかどうかについては、少しきわどい話しになってきます。買収した時期から換算しても間に合うかどうか。プレミアムモデルとして期待されているiPhoneXに採用されたら嬉しいのですが、難しいかもしれませんね。
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