ARへの本格対応が画期的だと注目されたばかりですが、iPhone8ではそのさらに一歩先の技術としてMR(複合現実)が話題に上っています。VRやARと比較して、MRにはどのような違いがあるのでしょうか。今後の技術展開についてもまとめました。
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ARよりもすごい!複合現実という新世界
MRは言ってみればARと VRをミックスさせたような技術で、複合現実ともよばれています。仕組みは意外とシンプルで、MR技術に対応した専用ゴーグルをかけるだけであたかも現実世界とバーチャル空間が融合したかのような疑似世界が体感できます。MRの応用がいち早く期待されているのはエンターテイメントの分野で、たとえば現実のエリアをゲーム内のマップに見立ててモンスターを出現させたり、現実にある建物をダンジョンに設定して宝探しを行ったりするなど、視覚だけでなく聴覚や触覚など五感をフルに使ってゲームを遊びつくすことができます。ホラーアクションなども迫力満点で、迫りくるゾンビから現実さながら逃げまどうなど、現実と仮想空間との境界線がわからなくなるほどの臨場感が味わえます。現時点ではまだ専用ゴーグルが必要ですが、受像機がさらに小型化され、一般的なメガネと同じサイズで楽しめるようになればiPhone8以降も定番機能となるはずです。
時代はすでにMR!ARとの決定的な違いとは?
現実世界と仮想空間を組み合わせるという点ではMRもARと変わりませんが、体感の仕方が決定的に異なります。端末操作が必要となるARとは違い、専用ゴーグルをかけることで視覚的に楽しめるMRならより自然なかたちで仮想空間に入り込むことができ、まるで自分が最初からその世界にいるようなナチュラルな感覚を味わうことができます。これは近未来的な想像ですが、たとえば医療現場でMRを導入し、患者の内臓や血管を仮想的に映し出すことで診断をスピーディにしたり、採血などの医療行為を安全に行えるようにしたりできるかもしれません。ファッション業界であればMRによって仮想の試着室をつくり出し、実際に洋服を着なくてもコーディネートを具体的にイメージできるようにしたりと、iPhone8以降も王用の幅は広がりそうです。
ARにつづいてiPhone8の目玉になると言われるMR。複合現実とも言われ、現実世界と仮想空間をよりナチュラルに組み合わせるところにその特徴があります。iPhone8以降MR技術が本格導入されれば3Dゲームならぬ4Dゲームガ当たり前になるでしょうし、医療分野でも応用が進むかもしれません。MRの可能性は現時点では未知数ですが、多くのアプリ開発メーカーがMRの本格導入に興味を示しており、次世代のバーチャル技術として中核を担うことはほぼ確実のようです。
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