iPhone8とApple Watchの関係性に変化はあるの?

Apple Watchは昨年2016年9月に、Apple Watch2として新たに、watchOS3の搭載で動作は軽快になり、使い勝手は良くなりました。しかし初代のApple Watchもやはり話題を集めた割に、従来のiPhoneの補助的な役割以上の利点が薄く、Appleでは思った以上に大きな成果はありませんでしたが、そこへ来て巷では、「iPhone8が腕時計型に!」といった話が出てきました。一体どういうことなんでしょうか?

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謎の噂の出処は?

直に発表されるであろうiPhone8は、「2018年に発売される新型iPhoneに、有機ELディスプレイを搭載する。」と報道がありました。これはiPhoneに部品供給する部品メーカーへの取材で判明したわけなんですが、iPhone8はフレキシブル有機ELディスプレイなので、”曲げられる”といったことから、どうも腕時計の様に腕に巻きつける様に装着できる、こういった話題が注目されたようです。

フレキシブル・ディスプレイの実際

そもそも有機ELディスプレイとは、電圧をかけると発光する素材を利用したディスプレイで、発光体をガラス基板に蒸着させ、5~10Vの直流電圧を加えて表示させます。発光体にエチレンジアミンと呼ばれる、有機化合物を使うので有機エレクトロルミネッセンス(EL)と呼ばれるんですね。従ってディスプレイは柔軟で、縦方向や横方向にねじる事が可能です。

まだまだ腕につけるには無理がある

結論から言いますと、この「iPhone8が腕時計型に!」というのは、ConceptsiPhoneといった、一種のファンサイトが作成した動画で話題になったもので、公式Appleとは直接関係ありません。つまり、あくまでも「こうなったらいいな。」というレベルのネタと言っても過言ではないでしょう。つまり次期iPhone8が、腕に巻き付けられるような、新しいApple Watchになる可能性は、あるとしてもずっと先の話です。

アイデアとして面白いこのiPhone8を腕に巻き付ける、新型Apple Watchという考えは、ディスプレイだけなら問題をクリアできます。しかしバッテリー、ケース、内部基盤全てに渡って素材を柔らかいものに変更し、大きく曲がった画面に対して表示の縦横比を調整するなど課題も多いのです。とうぶんはiPhoneは従来のままで、iPhone8はディスプレイだけにカーブを持たせたスタイルに留まり、Apple Watchは、OSの更新や内部機構の更新といった感じで維持されて行くことは、暫くの間は既定路線でしょう。

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