有力アナリストによる、iPhone7sが両面ガラス製になるという予測

信頼性が高いと評判の、お馴染みKGI証券のアナリストMing Chi Kuo氏がまた新たなレポートを発表しました。Ming Chi Kuo氏によりますと、2017年に発売が予定されているiPhone7sのデザインについて、かつてiPhone4やiPhone4sの前面あるいは背面で採用された、ガラス素材のボディーデザインをまた、両面に採用する可能性が高いとのことです。

 

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両面ガラス製の採用の理由はジェットブラックの欠点?

実はガラス素材の採用について、以前より噂はありました。それは、iPhone7やiPhone7 Plusの新色であったジェットブラックの欠点が理由と考えられています。ジェットブラックは光沢のある仕上がりのため、ユーザーに大変人気がありました。ただ、擦り傷や指紋などが目立ってしまうことが難点で、発売後には不満の声が多く聞かれるところとなってしまいました。今回はその問題解決の方法として、ガラス素材を採用することにしたのです。ガラスはスクラッチを起こしにくく、またフレームについても、アルミまたはステンレス製にすることにより、iPhone4やiPhone4sとの差別化を図るつもりのようです。

ジェットブラックの欠点とは?

iPhone7やiPhone7 Plusの新色であったジェットブラックは、高級感の光沢仕上げが美しく、当初大変注目された商品でした。しかし、発売開始からたったの1ヶ月程度で、ユーザーからの不満の声が噴出。それは主に、つやつやでピカピカなはずの漆黒ボディが、指紋だらけの油っぽいくすんだ色に変わってしまったことについてでした。更には、特に雑な取り扱いをしていなくても、日常の生活を通常に行うだけで、細かい擦り傷はどんどん増えていくばかりとも言われました。せっかくの自慢のボディは見るも無残な姿となりました。とにかく、傷にも手垢汚れにも非常に弱いのがジェットブラックの特徴、というレッテルを貼られてしまいました。

これはしかし、色が黒だから起こり得る現象とも言えるかも知れません。一部の噂によると、白であるジェットホワイトが発売される可能性もあるようです。もしかするとホワイトであれば、この問題はある程度解決されるかも知れません。ただ、指紋や擦り傷がついても、単に目立たないという程度の期待にとどまるところですが。それでもこれについては、今後の展開に期待したいところです。

ガラス素材にも欠点が?

ジェットブラックの良いところを生かしたまま、その欠点を補うためには、ガラス素材のボディの採用が、今のところ最良の方法であると考えられますが、ガラスにも残念ながら欠点はあります。

以前、iPhone4やiPhone4sで採用されていたガラスボディは、衝撃に弱く、よく破損しました。そうするとそれはそれで、今度は修理に悩ませられることになります。強化ガラスである、サファイヤガラスは現在でも、iPhoneのカメラカバーなどに使用されることはありますが、このサファイヤガラスを採用するとなると、コスト面や製造面に問題があり、現段階では現実的とは言えません。

Apple社は、この様々な欠点をどのように解決し、iPhone7sの販売を実現させるのでしょうか?待ち遠しい限りです。

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