高価だと予想されるiPhone7sをそれでも買ったほうがいい意外な理由とは？～iPhoneX・iPhone8予測情報が満載！
携帯大手3キャリア別にiPhoneの人気に迫る！

2017年に発売が予想されるiPhone7sは、正式な発表がない段階から高価になる、それも10万円を超えるのではという噂まであります。その理由が有機EL（OLED)の搭載です。有機ELとは、簡単に説明してしまうと電圧により発光する現象のことです。よく聞く「発光ダイオード」はこの現象を応用した技術で、光通信やテレビ、スマートフォンなどのディスプレイにも使われています。

この有機ELが従来の液晶と違うのは、第一に「熱くならないこと」です。有機ELの発光する仕組みを少し詳しく説明すると、まず有機物を重ねた「発光層」という部分に、電圧をかけた状態で正孔と電子を注入します。すると発光層で高いエネルギーが生まれるのですが、この時に高まったエネルギーが元の低さに戻る際、余ったエネルギーを光として放出します。これが有機ELが発光する仕組みです。白熱電球などはエネルギーを発する際に熱が発生して光りますが、有機ELは発光の際に熱を発生しないのが特徴です。ということは、この技術をスマートフォンのディスプレイに応用すれば、機器が熱くならないんです。また、熱によるバッテリーへの負担も軽くなると言えます。iPhone7sでこの有機ELがディスプレイに使われれば、従来の液晶と違って熱によるバッテリーの変形や故障などの心配も少なくなるばかりか、熱効率がいい分パフォーマンスも上がるので、ゲームやマルチタスクでの使用にも重くならず、よりサクサク動くでしょう。

熱くならない、バッテリーや機器の故障を心配しなくていい、ゲームやアプリもサクサク動くし、電池も長持ちする。いいことづくめの新技術「有機EL」ですが、そこには重大な落とし穴があります。端的に言うと製造にコストがかかるということです。
有機ELの製造自体は地球上に豊富に存在する有機化合物を原料に使えばいいので、原料費などは安く抑えられますが、まだ発展途上の技術なために大量生産のシステムや工程などが十分に確立されていないことが課題となっています。これがコストを上げる原因です。例えばアジアなど海外の工場で、人件費や家賃を抑えた状態で無駄な工程を省き大量生産した品物と、一子相伝で修業を積んだ職人が一人ですべての工程を一切妥協することなく、ひとつひとつ手作業で丁寧にこしらえた伝統工芸品。どちらの単価が高くなるかといえば答えは明白です。現在の技術では、有機ELの製造レベルはまさに「職人技」。この技術を搭載したiPhone7s が高価になるのも仕方ないことなのかも知れません。

これまで説明したように、2017年の今年発売予定のiPhone7sは、新技術「有機EL」の搭載により機器自体が高価になるという噂があります。これでは欲しくてもなかなか手が出ないという人も増えるでしょう。そこで利用が予想されるのが中古ショップやオークションです。中古でスマホを購入するメリットは、欲しいものや新しめの機器が格安で手に入るということです。また最近ではクリーニングやメンテナンスをした状態で売られていることも多いため、中古での購入に抵抗を感じることも少なくなりました。この世情を反映してか、主な中古店では積極的にスマートフォンの買取を行っています。

そこに加えて、話題の新機種・iPhone7sとなるとその買取価格もさらに高価になるでしょう。また個人でネットオークションに出せば、iPhoneの新機種ということと、まだ大量生産体制が確立されていない最新技術を搭載した、全世界の注目を浴びるものであるため、オークションの目玉となると予想されます。おそらく入札も増えるためどんどん値段が跳ね上がることも考えられるでしょう。つまり、iPhone7sは投資としての可能性を秘めています。10万円程度で投資ができるなんてめったにない機会だと思います。

最新技術「有機EL」を搭載予定のiPhone7s。バッテリーが熱くなりにくく動作も良好、しかも中古で高く売れるでしょうし、オークションに出せば投資に役立つかも知れません。
この機会にiPhone7sをもっと詳しく知ってみるもの良いでしょう。